CO2排出量

出典: Fukudat

CO2排出量に関する覚書

目次

マイクロ情報

エネルギー種類ごとの排出量

種別 単位量あたりのCO2排出量 単位量あたりの熱量 単位熱量あたりのCO2排出量
電気 0.34 kg / kWh 3.6 MJ / kWh 0.0944 kg / MJ
都市ガス(13A) 2.21 kg / m3 45 MJ / m3 0.0491 kg / MJ
LPガス 6.22 kg / m3 100.47 MJ / m3 0.0619 kg / MJ
灯油 2.49 kg / liter 36.7 MJ / liter 0.0678 kg / MJ
ガソリン 2.32 kg / liter 35 MJ / liter 0.0663 kg / MJ

この表によると(少なくとも発熱に関しては)都市ガスの効率が良く,ついでLPG, ガソリン,灯油が同じくらいのグループを作り,電気の効率が悪いように見える. しかし実際は,熱量をどの程度有効に活用しているかに大きく依存するはずである.自動車の場合は燃費という形で計測可能(通勤参照).暖房は発熱なのでどのエネルギーでも効率に大差はないのかと思いきや, ヒートポンプのお蔭で,電気エアコンは電力の4.5倍から6倍も多い熱を出すらしい[1](詳しくは暖房COPで検索).それを考慮すると,暖房には電気エアコンが圧倒的にCO2排出量が少ないことになる.

昨年までガス(我が家はLPG)のファンヒーターを使ってきたが,今年(2007年)は電気で過ごしてみることにする.

具体的な排出量

通勤

自宅から会社までの往復10kmの道程を,YAMAHA EC-02で走った後の電池を充電するのにかかる電力量をワットメーターで測定すると 0.5 kWh だった.これは上記の表から C02換算 0.17 kgに相当する. 年間250日通ったとすると,42.5 kg.

同じ通勤路を原付バイクで通ったとすると,燃費が 30km/liter と仮定して,1往復でガソリン 1/3 liter を消費. これは C02換算 0.77 kg.年間250日で 193.3 kg.

燃費 10km/liter の乗用車だと,同様に1往復でガソリン 1 literを消費.C02換算 2.32 kg.年間250日で 580 kg.

マクロ情報

国別C02排出量

国別CO2排出量(1998年度 億トン)
拡大
国別CO2排出量(1998年度 億トン)
世界の総排出量 (1998年) 229億トン
1 アメリカ 23.8%
2 中国 13.6%
3 ロシア 6.3%
4 日本 5.0%
5 インド 4.6%
6 ドイツ 3.6%
7 イギリス 2.4%
8 カナダ 2.0%
9 イタリア 1.8%
10 メキシコ 1.6%
10 フランス 1.6%
10 韓国 1.6%

上記は1998年の統計.国際エネルギー機関(IEA)2007年版の年報「世界エネルギー見通し」によれば,07年に中国が米国を抜き,世界最大のCO2排出国になる.インドも,今年4月からの五カ年計画で発電能力をいまの6倍に高める方針であり,中米に次ぐ排出国になることは必至である.2015年には,米中印の3カ国で排出全体の半分を占める見通しとなった.

日本の部門別CO2排出量

日本の部門別CO2排出量の推移(億トン)
拡大
日本の部門別CO2排出量の推移(億トン)
年度 産業 エネルギー
転換
運輸 民生 合計(億トン)
1960 44% 35% 12% 9% 2.5
1965 42% 36% 12% 10% 4.1
1970 40% 38% 11% 9% 8.3
1975 40% 36% 13% 10% 9.4
1980 36% 38% 15% 10% 10.0
1985 34% 38% 16% 11% 9.8
1990 33% 38% 18% 11% 11.5
1995 32% 38% 19% 11% 12.5
2000 33% 37% 19% 11% 12.7

リンク集