講義/早稲田大学/データベース設計
提供: fukudat
早稲田大学 基幹理工学部 情報理工学科 4年生向けの講義
現在のコンピュータはデータの計算処理だけではなく、インターネットを用いて情報を検索し、蓄積再利用するツールとしての役割がおおきくなってきている。データベースシステムは、本来は管理された非常に大量のデータを扱うためのソフトウエアであったが、最近では雑多に入手した膨大なデータをユーザが手元に分類整理しておくための一般的なツールとみなされるようになった。本講義ではデータベースシステムのもととなっている考え方や、データベースを構築するために必要なデータ構造の定義、意味表現および操作系について解説し、加えて、データベース管理システムを実現するための基本アルゴリズム、基本データ構造、さらに最新の技術動向などについて講義する。
お知らせ
- 2013年度を最後にこの授業は終了しました.
概要
- 2004年度,2005年,2006年,2007年, 2008年, 2009年, 2010年, 2011年, 2012年, 2013年
- 後期 火曜日 4時限目
- 教科書「データベースの仕組み」(朝倉書店) (Amazonで購入) | 参考書
- シラバス (大学のページ)
講義内容
教科書 「データベースの仕組み」,情報科学こんせぷつ12,朝倉書店,2009年3月 (ISBN978-4-254-12713-3) に基づいて講義を行う.
- データベース入門 (2013/10/1済)
- ERモデル
- リレーショナルモデル
- 関係代数
- SQL
- データベースとプログラミング言語
- 関数従属性, BCNF, 3NF
- 4NF, 5NF
- 関係論理
- 物理データ配置
- インデックス
- 問合せ処理
- 課題
- リカバリ
- 並行制御
- 制約とトリガ
- XMLとXQuery